いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。当サロンでは、下記の対策を行っております。今後も引き続き感染症対策に取り組みながら、お客様とスタッフの健康と安全を第一に営業してまいります。お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
秋田市新屋朝日町に店を構える「かつ丼多勝(かつどんたかつ)」のかつ丼やとんかつが美味しいのには訳があります。それは、豚やパン粉などの素材と調理工程に一切妥協しないから。そのこだわりをお教えいたします。
当店で扱うお肉は、秋田では珍しい千葉県産のブランド豚“林SPF”が中心です。林SPFは、日本SPF豚協会認定の基準に基づき育てられる豚で、SPF種豚を両親に持つ豚に抗生物質を限りなく抑えたオリジナルの飼料を与え、徹底した管理環境で飼育します。また、SPFとは“Specific(特定の) Pathogen(病原体) Free(無し)”の略。生まれながらに豚特有の病原菌を持っていないため健康に育ちやすく、その肉質はやわらかく、脂肪が軽くて甘いことが特徴です。その特徴がとんかつに最適なため、当店ではこの林SPFを取り扱うに至りました。
とんかつの食感を決めると言っても過言ではない“衣”。当店のとんかつならではの薄くて軽い食感を生むパン粉は、東京にある中屋パン粉工場さんでオーダーメイドしております。糖度が低く、揚げても色が付きにくいのに加え、きめが細かいため油切れが良くサクサクの食感に。多勝のとんかつには欠かせない存在です。
一般的なとんかつは180℃で揚げますが当店の油は160℃。使用する油は毎日変えて、いつでも綺麗な状態にしております。また、揚げる際は熟練の職人による技と勘が肝心。揚げる時間を決めず、衣の色付きを経験によって見定め、油から上げた後は4分ほど余熱で中までじっくり火を通します。そうすることで旨味を逃さず、やわらかくジューシーに仕上げることができるのです。
昆布と豚肉の煮汁を使った、とんかつの旨味を邪魔しない上品な味わいのオリジナルブレンドの出汁に、玉ねぎと揚げたてのとんかつを入れ、あえてあまりとかずに卵を2個投入。蓋をして蒸すようにさっと火を通し、半熟にした卵でふんわりととんかつを包み込みます。あきたこまちのご飯の上にのせれば、特製かつ丼の完成です。
※価格は全て税込みです。